2017年09月30日

ナンセンスな内容の短編ホラー作品集『収穫の日は近い』



太田基之さんの作品『収穫の日は近い』(青林工藝舎)

この作品なのですが、
絵がちょっとホラー向きではないので、
それほど怖いとは思わないのですが、
ナンセンスな内容のホラーというか、
「世にも奇妙な物語」のような世界観の
短編ホラー作品集です。

タイトルにある「収穫の日は近い」の話なのですが、
鳥が人間に餌となるゴハンを植え付けると、
その人間は、知らず知らずの間に体にゴハンがついていて、
ゴハンが日に日に増えていき、
鳥がゴハンを植えつけた人間を収穫(襲う)という、
ストーリーとしてはかなり怖い話などもあり、
個人的にはかなり気に入りました。

ただ・・・こんなことをいってはいけないのでしょうけど、
この作品の絵はあまり好みではないのですが
ストーリーはかなり引き込まれるものがあり、
漫画は絵ではなくストーリーなんだなぁ~と・・・

この作品はセリフ(文字数)もかなり少なく、
数分で読み終わってしまったのですが、
もっと読みたい・・・そんな感覚が残ってしまうほど
不思議な作品でした。

少し変わったホラー作品をお探しの方がいれば
『収穫の日は近い』をおすすめしたいです。

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posted by Ten-Ten at 18:36| Comment(0) | ホラー・サスペンス(サ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海辺の小さな田舎町にいる神様とアラサー女性とのまったりしたストーリー『イキガミ様』



TAGROさんの作品『イキガミ様』(太田出版)

この海辺の小さな田舎町、海辺野には
一見、無職のようなおじさんの姿をした
土地神のイキガミ様が住んでいます。

イキガミ様は別に何をするのでもなく、
ご利益があるのかどうかもわからない神様なのですが、
海辺野の町に住む住人からは慕われています。

都会で夢破れたアラサーの河原木英恵(ヒロイン)は
故郷である海辺の小さな田舎町に帰ってきました。

この海辺野ではのんびりと時間が流れており、
そこで暮らす住人とイキガミ様がおりなす、
まったりとした日常を描いた作品です。

この漫画の中にはゆっくりと時間が流れており、
ほのぼのとした作品が好きな人は
きっとこの世界観にどっぷりと浸かって
ハマっていくでしょう。

せわしなく時間に追われているような人には
この作品を読んで息抜きしてもらいたい・・・
そんな感じの作品ですので、
気になった人は読んでみてください。

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posted by Ten-Ten at 06:36| Comment(0) | オススメ漫画(ア行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

ちょっとエロ風味の効いたやり手の編集者『ヤリへん』



カレー沢薫さんの作品『ヤリへん』(小学館)

恋愛官能小説家の桜沢葉はいわゆる売れっ子作家で、
何社もの出版社が桜沢の原稿を欲しがっています。

でも、必ず原稿を受け取るという
早坂珠子という敏腕な担当編集者がいるんです。

ライバル社の女性編集者が現れても、
真っ先に原稿をあげてもらうんですけど、
その秘策というのが・・・

ちょっとエロ風味が効いた
女性編集者と人気作家との
原稿のやり取りを面白おかしく描いた作品です。

モロな表現はほとんどないのですけど、
言葉などがなんかいやらしく表現されており、
頭の中で楽しめる・・・そんな
ちょいエロな作品ですので、
想像をしながら楽しんでみてください。

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ラベル:編集者漫画

ちょっと背伸びをして喫茶店巡りを楽しむ高校生を描いた『木崎少年のほろにが喫茶巡礼』



左東武之さんの作品『木崎少年のほろにが喫茶巡礼』(新潮社)

高校1年生の木崎亮史は
見知らぬ喫茶店に一人で行き、
店の雰囲気を楽しみながらコーヒーを飲む・・・
というような自分なりの
大人の流儀というのを楽しみにしています。

高校生ではコーヒーはちょっと早いのでは?
なんて思ってしまう人もいるかもしれませんが、
これはこれで十分に楽しめる作品になっていました。

高校生といえば、ちょっと背伸びをしたい・・・
通ぶったりしたくもなる・・・そんな年齢でもあり、
そんな可愛い青年をそのまま描いた感じになっています。

また、この作品に登場するお店は
実際にあるお店の雰囲気やメニューなどを紹介してあり、
もし、この近く(東京ばかりですが)に住んでいる人で
気になったお店があるのであれば
行ってみるのもいいかもしれないですよ。

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ラベル:喫茶店
posted by Ten-Ten at 06:32| Comment(0) | グルメ漫画(カ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

ふたりの「みゆき」に振り回されています『みゆき』



あだち充さんの作品『みゆき』(小学館)

あだち充さんの作品といえば『タッチ』が有名ですが、
個人的には『みゆき』が一番好きな作品です。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉が
ピッタリあてはまるような作風で、
ふたりのみゆきに振り回される真人。

脇を固める個性ある脇役も良くて、
ラブコメの代表的作品ではないかと思っています。

最後の最後にどんでん返しがあるのですが、
このラストはこの作品ならではの
最高の終わり方だったのではないかと・・・

最終話に鹿島みゆきと沢田優一が横断歩道ですれ違うシーン、
そして間崎竜一が「思い出がいっぱい」の
レコードを流すシーンなど、
『みゆき』に対してのあだち充さんが伝えたかった事が
すべて詰まっている感じで、
その後の想像は「思い出がいっぱい」を聴きながら、
読者が想像してくださいと言わんばかりの演出ではないでしょうかね。

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posted by Ten-Ten at 18:36| Comment(0) | 名作漫画(マ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする