表向きは居酒屋・・・裏では闇金・・・『闇金ゼニガタ』

原作：永森裕二さん 作画：近藤和寿さんの作品
『闇金ゼニガタ』（竹書房）

銭形という居酒屋は表向きには
普通に居酒屋を経営しているのですが、
裏では１０日で３割という超暴利でお金を貸す
闇金を営んでいる銭形兄弟。

返せるあてのない借金を抱え、
最後にここへやってくる人などもいるのですが、
かなり際どい手口で取り立てをするので、
漫画では描写ギリギリのラインで描かれており、
鬼気迫るストーリーになっています。

個人的にこういったアウトローな作品は苦手なのですけど、
何故か、この銭形兄弟は裏では闇金をしているけれども、
何かわけがあってしてそうに感じるんですよね。

銭形兄弟には何かを惹きつける魅力があり、
僕のように、こういった作品が苦手な人でも
ハマるかもしれないですよ。

オススメ ホラー・サスペンス系漫画
　　

電子貸本Renta!


　　

お金をチラつかせ付き合う『将来的に死んでくれ』

長門知大さんの作品『将来的に死んでくれ』（講談社）

この作品なのですが、
ちょっと変わった百合系の作品です。

女子高生の菱川俊は同級生の刑部小槙に恋をしており、
なんとか付き合いたいためにお金をチラつかせます。

時には胸を触る振りして懐に万札を入れたり、
１０万円用意したから「ヤらせて」と
ストレートに迫ったり・・・

こんなことが繰り返される
ちょっと変わった世界観で描かれています。

小槙の方は別に俊のことが嫌いなわけではなく、
お金にものを言わせているってことが気に食わないだけで、
普通に遊びに行ったりもするんですが、
俊のほうがお金を使い、それ以上のことをしようとします。

まぁ、このやり取りがとても面白く描かれており、
百合系の作品としてはかなり異色な作品です。

・・・とはいえ、かなり面白いので、
気になった方は読んでみてください。

オススメ漫画
　　

LCLOVE COSMETIC


　　

ガテン系たちのために料理を作る『丼どん飯』

原作：夏緑さん 作画：ちくやまきよしさんの作品
『丼どん飯』（小学館）

幼い頃に病弱だった母親が
大きな船で世界一周をしたい・・・という
夢を叶えるために外交客船のジェフを目指す飯田井子は
母親が言った医食同源の言葉を胸に
小料理店で料理の修行をしていました。

そんなある日、顔色の悪いお客さんに
特別メニューをだしたところ、
うちの会社の船で働いてもらえないか・・・と名刺を渡されました。

そこに書かれていた会社名は
憧れの豪華客船の名？が書かれており、
女将さんの勧めもあり、井子は行くことを決心しました。

ワクワクしながら行ってみると、
豪華客船はそこにはなく、
東京湾に浮かぶ埋め立て船に連れてこられ
そこで働く人々のために料理を作って欲しいと頼まれたんです。

勘違いしていた井子なのですが、
そこでの食事事情を見てしまったのと、
母親が言った医食同源の言葉のとおり、
ここで働く従業員の体調を管理するために、
この船で司厨員として働くことを決めました。

ただ、今までの小料理屋などとはちがい、
働く男どもの胃袋に合うような
ガツンとした料理を作ることになり、
井子の奮闘が描かれていて楽しく読むことができました。

タイトルにもあるように
ほとんどが丼系なのですけれども、
作り方などはそれほど難しくもなく、
レシピなども書かれているので、
ガテン系男性にも作れるのではないかと・・・

楽しみながら料理を学べる作品ですので、
気になった方は読んでみてください。

オススメ グルメ漫画
　　

パワーストーン・誕生石の通販サイト「Pascle（パスクル）


　　

不器用な女性たちの恋愛短編集『たわわこぼれる。』

志峨丘トウキさんの作品『たわわこぼれる。』（竹書房）

この作品なのですが、
男性を好きになってもなかなか好きと言えない、
容姿などを気にして一歩踏み出せない、
純情なんだけれどイケイケ系にみられていたり、
ちょっと不器用な女性の恋愛事情を描いた
短編集になっています。

『たわわこぼれる』となっているので、
だれもがわかると思いますが、
巨乳、爆乳の女性ばかりが登場し、
本当にタイトルに偽りなしです！

でも、こういった不器用な女性って
見ていて可愛いと思う人って多いのではないでしょうか？

僕も不器用なので、
性別は違うもののすごく共感が持て、
こういった話は大好きなんです。
もちろん、ぽっちゃり爆乳な女性も好きなので、
この作品は楽しんで読むことができました。

ぽっちゃり、爆乳、不器用・・・と
こんな言葉に何かを感じるのであれば
読んでみることをおすすめします＾＾；

オススメ ちょいエロ系漫画
　　

サプリメントなどの美容コスメ通販「Kirei」


　　

祖父の頃からいがみ合っている和菓子屋の孫２人のラブコメ『ラフ』

あだち充さんの作品『ラフ』（小学館）

栄泉高校水泳部に所属する大和圭介と
水泳部の高飛び込みの選手の二ノ宮亜美、
この２人の実家はともに和菓子屋で、
祖父の代からライバル同士で、
高校で２人は出会うのですが、
出会いから最悪な仲から始まります。

２人とも寮生活ということで、
仲が良くないのに、何かと行事などで２人で行動することがあり、
次第に２人の関係がよくなっていくという、
典型的な青春ラブコメディ漫画です。

この作品なのですが、
最初はどうなるのか・・・なんて思っていたのですけど、
あだち充さんらしい話の持って行き方で、
いい結末になったのではないかと・・・

個人的に最終話の設定が好きなんですよね。
競技前に集中するために圭介がウォークマンで聞いていると、
そこに亜美の声がながれてきます。

あだち充さんの作品はたくさん読んできていますが、
個人的に『みゆき』の次に好きな終わり方です。

１番って言えないのがツライですけど＾＾；

オススメ漫画
　　

レディースファッション通販「Pierrot（ピエロ）」